短編映画「えんえん 其の弐 -縁と演-」（2016）／撮影

テーマ

今回のテーマは、「演」。主人公たちは、友人のため必死にあるモノを演じ続けます。決して報われることはなく、端から見るととても格好悪くても。前作に続き、大人の友情物語。誰かの為に、真剣に何かをやり遂げることが、あなたにはできますか。何も言わずに助けてくれる友達が、いまもそばにいますか。いくつになっても、出会ったときと変わらない気持ちでいられるのでしょうか。

あらすじ

三十代も半ばを過ぎたサトル、そしてヒロシと二歳年下のカズは、幼なじみというか腐れ縁で繋がる三人組。サトルは、よんどころない事情で会社を辞め、とりあえず、実家が営んでいた酒屋に転がり込んでいる。クールで要領が良いカズは役所で働く公務員。ヒロシは定職もなく、いわゆるごくつぶしの男であった。

冬のある日。サトルたち三人は、カズの甥っ子から聞いたバカバカしい宇宙人の噂話がひょんな「縁」となり、中学時代の友人である青木と再会する。青木は、仕事には成功してたようだが、ひとつの悩みを抱えていた。相談を受けたサトルは、相変わらず断りきれず、青木を助けるはめになってしまう。一方、ヒロシは、青木を助けるために、ある事を「演」じようと言い出す。青木の願いをかなえようと奔走する三人、しかし、現実は思うようにはいかない…。

キャスト

主演
- サトル：江田由紀浩（ELEVEN NINES）
- カズ：小林エレキ（yhs）
- ヒロシ：明逸人（ELEVEN NINES）
前編からの出演
- ヨリコ：塚本奈緒美
- マサヒコ：能登英輔（yhs）
- ウエイトレス：大和田舞
- マサヒコの嫁（エリカ）：吉成恵里香（Mrs.Asia Supreme2015 日本代表）
本編よりの出演
- 青木：飯野智行
- 岸田：KEI（EverZOne）
スタッフ
- 脚本・監督・編集：髙橋研太（BLOCKHEAD FILMS）
- プロデューサー・企画：倉本浩平（Maverick Creative Works Inc.）
- 制作：高野資也（propan movie）
- 宣伝：有田孝弘（株式会社ピーアールセンター）
- 撮影監督：髙橋誠二（CineTools）
- 撮影助手：水上志乃（ai-ris）
- 音楽：品川洋（OLD）
- 制作：細野牧郎（propan movie）
- 助監督：常松英史、佐藤勇佑
- キャラクター制作：吉田傑
- 特殊メイク：米田里奈
- スチール：清水隆利（Bows Entertainment）、野表蒼
- メイキング：中村未来歩（FUTURE WALKER ENTERTAINMENT）